果てしも知られぬ

 


涯(はて)しもしられぬ あまつ海原を
わたるや朝日の うららに匂いて、
み恵みあまねき 父なるみかみを
あらわす光ぞ 日々に新たなる。


暮れゆくみ空に 月星ほのめき、
盈(み)ちかくる影に 変るきらめきに、
ときわに変らぬ みかみの真理(まこと)を
あらわす光ぞ 夜々に明(さや)かなる。


昼は物言わず よるは語らねど、
声なきうたごえ 心にぞひびく。
「われらの生命(いのち)に まします御神の
律法(おきて)はかしこく、稜威(みいつ)こよなし」と。

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