十字架のもとぞ

 

 

十字架のもとぞ いとやすけき、
神の義と愛の あえるところ、
あらしふく時の いわおのかげ、
荒野のなかなる わが隠れ家。


十字架のうえに われはあおぐ、
わがため悩める 神の御子を。
妙にもとうとき かみの愛よ、
底いも知られぬ ひとの罪よ。


十字架のかげに われは立ちて、
み顔のひかりを たえず求めん、
この世のものみな 消ゆるときも、
くすしく輝く そのひかりを。